観葉植物、病気になる。消毒の勧め。
購入以来、病気っぽかったディフェンバキア。常に症状が見られる訳ではないので、判断しかねていた。それが年明け、遂に病気としか思えない様子になってしまった。
様々なウェブサイトで似た症状を調べた結果、ディフェンバキアは褐斑病(Fungal Leaf Spot)だと判断。今回はより詳しく書いてあったので、メリーランド大学の生涯学習向けウェブサイトを参考にした。
Fungal Leaf Spots on Houseplants | University of Maryland Extension
- 原因と症状:様々な菌類(植物によって原因菌の種類が異なる)。薄茶~赤茶色で円形の斑点や大き目の病斑が葉にでき、葉が枯れることもある。
- 対処法:発症している葉を除去すること。湿度を抑えたり、空気に触れさせることで改善することができる。
確かに連日霧吹きをかけていたときに症状が再発した気がする…。観葉植物だから湿度は高めの方が良いかと思っていたけれど、そうではなかったらしい。
お馴染みのカリフォルニア大学のIPMウェブサイトによると、褐斑病に菌類用薬剤(Fungicide)での処置は必ずしも効かない。とのことなので、患部を除去し、霧吹きを控えることにした。そして今後余裕がある時にもう少し排水しやすい土に改良してみようと思う。
患部を除去したディフェンバキア。小さくなってしまった。
さて、このディフェンバキアのように病気が全体に広がっていない時は枝や葉を切るごとにアルコールで鋏を消毒し、次のところを切るようにすると病気が広がりにくい。
学校でも樹木剪定時は道具のアルコール消毒を勧められた。病気の蔓延を防ぐため、違う木を切る前、特に病気の木を剪定した後はすぐにアルコール消毒をすること。スプレーボトルなどにアルコールを入れておくと便利だ。
何かしらの病気の疑いがある植物を扱った後は、木の剪定に限らず、草花、家庭菜園でも鋏や鋸、シャベル等の道具類はアルコール消毒をした方が良い。ウィルスや菌類は道具を媒介して他の植物にうつることがあるので、何の病気でも気を付けたい。